派遣形式の持つ根本的な問題点の詳細

派遣形式の持つ根本的な問題点

"派遣会社については、いろいろと思う事があります。

長く派遣社員をやっていまして、かなり世話にはなっているのですが・・・。
やはり「構造的な問題」みたいなのが有る模様ですね。

派遣登録をすると、その会社の「営業」さんとの付き合いが始まります。
自分達「派遣される側」からすると、唯一の接点となりますから、「派遣会社について思う事」と言ったら現実には「派遣会社の営業をどう思うか」になってしまうワケですね。
当然、会社によっても色々、人によっても様々、となるのですが・・・。

 派遣の営業が扱う品物は「人間」である

という点が、他の営業との最大の違いです。

これは当然と言えば当然なのですが、営業自身の態度は大きく違ってきます。
例を挙げましょう。

納入した機械が上手く動作しなかった場合:
営業は顧客からのクレームに対応する。機械の不具合であれば謝罪し、エンジニアを派遣して修理、引き取って調査など、対応を行う。

常駐させた派遣社員が上手く仕事しなかった場合:
営業は顧客からのクレームに対応する。派遣社員を呼び出して「こういうクレームが出てるから何とかしろ」と言う。

つまり、機械でなく「人間」なので、「自分で何とかしておけ」と言う事ができるワケです。
しかし、これはある意味では当然の話で、自分で請け負った仕事なわけですから、基本的に何とかするのは自分自身になります。
いくら営業さんが良い人でも、常駐先までは入って来れないのが普通ですし、派遣先の仕事を手伝うワケにもいきません。

最初に聞いていた話と、現場での作業が違っている場合などは、非常に微妙な状態となります。
それは「話が違うから辞めたい」と言ったら、その仕事から抜ける事はできると思います。
しかし、どうしても、常駐先の顧客、仕事を紹介してくれた営業、どちらにも負担をかける事になってしまいます。
また、辞めた次の日からの収入がなくなってしまうので、派遣社員側のダメージも大きいです。

となると・・・「話が違うけど、なんとか対応しよう」という場合も、多く発生してしまうわけです。

これを何度も繰り返すと、自分に対する営業の評価は上がります。
「あの人なら大丈夫」という形で、信頼を得る事はできるのですが・・・こちらは、どうにも微妙な気持ちです。

正直、「大丈夫、って、また妙な仕事を紹介してくれるんじゃないの?」と思いますから・・・。
ただ、やっぱり、次々に仕事を紹介して貰えるのは、フリーの身としてはありがたいです。
多く紹介して貰えば、「その中から選ぶ」事で、自分の身を守る事もできますし・・・。

まぁ、基本、1か月から3か月ほどが契約単位となりますから、イヤだったら延長せずに仕事抜ける事はできます。
こういう「仕事を選ぶ自由」がある点は、派遣の大きな魅力ではあります。
同時に、次の仕事をまた探さなければならない、という話でもあるのですが・・・。

やはり、正社員と比べて「安全」なのか「危険」なのか、判らない感じですね。

毎回、案件の良い面と悪い面を把握して、「自分にとって総合的にどうなのか?」で決めるしか無いのだとは思いますが。
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